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この日は、天の川撮影のため群馬県方面へ行くつもりだった。しかし天気予報では現地が大雨になるとのこと。一方、自宅から距離的に近い房総半島南部は、日中まあまあの好天だけど、夜からは曇り/雨になるらしい。いずれにせよ、この日は天の川を拝めそうもない。

そこで、日中にロケハンだけでもしようと、房総半島南部にある「とある場所」へ向かった。「岩礁に建つフォトジェニックな建物(=漁師小屋)&天の川」を撮影したいと以前から気になっていたので。 

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 α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM   20mm、F2.8、SS 20秒、ISO2000


実はここには密漁者が多く出没し、地元の人は迷惑しているらしい。そんなこともあって、この場所の詳細を記すことは控えた。実際他のネット記事にも詳細場所の記述はなく、「ここかな?」と、場所的にイマイチ確証がもてないまま家を出た。

午後は天気予報どおりの曇り。しかし夕方に現地の近くを走行中、なんと「雲ひとつ無い空」が突然現われた!ただし湿気が多いのか、空気の透明度が低く、空に薄いベールがかかっているように見えるのが少し残念。天の川撮影にはパーフェクトな空ではないけれど、贅沢は言えない。とりあえずこのまま晴天が続けば21時頃から天の川を狙うことにしよう。 

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21時。上空には雲も無く、それなりに多くの星が見える。ただ、もう現われているはずの天の川は全く目視できなかった。それでもシャッターを切り、カメラの背面液晶で確認すると、うっすらとそれを確認できた。よし、タイムラプスのテストもやりたいし、 (新兵器「ジーニーミニ」を試したかったので)この時間から撮影開始。

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 撮影を開始して一時間もたたないうちに、突然雲に覆われ、だんだんと星が見えなくなった。しょうがなく22時頃(雨が降り出す前に)撮影を断念。たった一時間の天の川タイム。(笑)


自宅PCモニターで写真を見ると、予想通り天の川が薄く地味な印象。なので、レタッチ・現像に取り掛かる。

普段の写真ではあまりやりたくないRAW現像ではあるが、天の川写真ではそうも言ってられない。なぜなら現像・レタッチすることでのみ、その存在をハッキリと表現できることがほとんどだから。そもそも天の川は肉眼ではほとんど見えない被写体であり、「各種カメラ設定を詰め&撮影後には現像処理すること」- この二つが揃ってやっと可視化できる場合も多い。

次の日(日曜)は雨。いい機会なのでRAW現像について初めて体系的に勉強した。自宅にこもって一日中PCモニターとにらめっこしたのであった。 

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それにしてもRAW現像は難しい。「Lightroom って、使ったことの無いパラメーターが実はたくさんあったんだ」と気付いた。でも、面白がってやり過ぎるとノイズだらけの写真になったり、控えめだと天の川が余りはっきりしなかったりと。。この日のように、あまりいい条件の下で撮影できなかった天の川を、くっきりと浮き上がらせ、同時にノイズを押さえるということは、特に難しいのかも。
     


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