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千葉房総半島の南にある原岡海岸。ここには海に突き出た木製の桟橋がある。夜には電灯がともり、とても良い雰囲気になるらしい。ネットの情報によると「それがいつまでもあるとは限らない」ということだった。ここには一度行ってみたいと思っており、この日は絶好のチャンス。じゃあ、そこへ日没前に到着して夕景を、そして夜は電灯に照らされた桟橋を撮影しようと

自宅を出て2時間、午後3時過ぎに桟橋に到着した。日の入り(この日は午後4時半頃)後の本番まで、夕景写真をパシャパシャ。この日は基本的に晴れたが、それでも時折空は雲に覆われている。そのせいで撮影中の露出やWBがくるくる変わり手こずった。(夜に備えてマニュアル露出にしたので余計に)

それにしてもここはいいところだ。もっと天気が良ければ、桟橋の左側に富士山のシルエットが見えるらしい。それはかなわなかったが、湘南とは一味違う渋い海を堪能できる。そしてここは内房なので波も穏やか。こんなところがあるなんて知らなかった。
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既に10人ほどがカメラを構えている。女性カメラマンも多く、なんとなくなごやかな雰囲気だった。そういえば天の川の撮影はもっと寂しいし、音など立てられずピリピリした雰囲気。そこでは多くのカメラマンが黙々とシャッターを押しているだけだし。(笑)

そのうちだんだんと夕やみに包まれてきた。海も夕陽に染まってキラキラ輝いている。
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6辺りはすっかり暗くなり、遠くの貨物船の照明が見えてきた。しかしいつまでたっても肝心の「電球」に灯りがともらない。そのうちしびれを切らしたのか、「今日は点灯しないかも」と判断した他のカメラマンの姿が次々消え、ついには自分一人になった。サミシ~

もしかしたら先月直撃した台風の影響で電線が切れた?のかも。結局電球は灯らなかった。。
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↑このシーン、肉眼では真っ暗だったが露光時間が30秒なので少し明るく見える。

帰路は渋滞にハマってしまい3時間以上のロングドライブに。その最中にだんだんと凹んできたぞ。「ふっ、よりによって今日、なんで電球がつかないんだ。まったくついてないぜ。」とハードボイルド風につぶやいたのであった。

渋滞中の車中ではだんだん「そういえば今年は、撮影以外のいろいろな意味でも運に見放されていたなー。。お祓いにでも行くか?」とぼやきたくなる。

しか~し、気をとりなおして行くぜ!来年はゴキゲンな一年になるはず。楽しみにしている新レンズももうすぐゲットするし、これからも変わらずガンガン撮影してやろうじゃないの、と気分を新たにしたのだった




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