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ところで、雑誌やブログに掲載されている「いい写真」には、ある共通点を感じている。
記録写真ではなく、作品的な写真を撮ろうとする時は 「写そうとする被写体が魅力的かどうか?」 が最も気になるのではないだろうか。だからこそ自分もいつも撮影対象やスポットを探している。しかしその一方で 「うまい人」の写真の中には日常の、身近で何の変哲もない被写体をフューチャーしたものも多い。しかもそれが魅力的な一枚だったりする。こうした写真に触れると、「この手があったか!」と学ぶことも多く、これこそが今後自分が磨くべき撮影技術&センスだと感じる。
自分もそんな写真を撮れるようになりたい。そんな思いもあり、この週末は特別な撮影地に行くのではなく (遠出もおっくうだったし(笑)、自宅近所で普段目にする日常のみを被写体として、その魅力を写真の力で引き出すような一枚を撮影したいと考えた。
まずは夜のコンビニ。毎日ここを通るけれど、被写体としてじっくりと観察したことはなかった。
(α7R IIで撮影。レンズはこの写真のみソニー FE 16-35mm F4を使用。他はカールツァイス Batis 2/25 )
日曜日の朝、ファミレスで「サラダバー(とり放題)モーニングセット」を食べる前に。そうそう、これにコーヒーとトーストが付いて500円なのだ!
さらにこのファミレスにはオープンエアのテラス席があり、そこでパシャパシャ。
そこで見つけた雲のかたちがなんとも不気味。じっと見ているとちょっとはかなげにも映った。そこにはそそるフォルムのライトがあり、さっそくコラボでパシャ。ちょうど灯りがともり始める時刻だった。ゴキゲンな夕景。周りを見回したところ、車の往来を知らせるランプを発見。夕焼けと合いそうで、これまたコラボでパシャ。
※(コンビニ写真以外はすべて露出補正-3 EV。一部の写真はlightroomにて現像・加工)
まま、結果はさておき(笑)、自分がいつも愛読している写真本にはこのような記述がある。
ただ撮るのではなく、まずは、被写体の何に惹かれているのかじっくりと自分に問いかけ(形なのか?色なのか?光?動き?その他モロモロ)、その後、それを最大限に表現するための技術 (構図、レンズ選択、F値、シャッタースピード、その他)を初めて総動員すべし。
この日あらためて「そうだよなー」と思ったし、今後もこれを肝に銘じておきたい。
写真道はやはり基本が大事、そしてそれは厳しくも長い道のりなのだよ(笑)
写真道はやはり基本が大事、そしてそれは厳しくも長い道のりなのだよ(笑)
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コメント
コメント一覧
良い写真が撮れるわけではないのですよね !
最近、サボっていますが、
以前はよく、散歩で写真を撮っておりました。
半径、1kmの範囲です(笑)
近所には気の利いた撮影スポットがあるとは言えないのですが、それはある意味いい練習になりそうです。
普段見飽きた光景の中に、被写体になりそうなところを無理やり探すという。。(笑)
今週は台風のせいで「自宅警備員」になりそうです。(^^;