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「孤独のグルメ」は、毎週金曜日深夜(正確には土曜日の朝)に、テレビ東京系で放送されている番組だ。放送が開始されたのは2012年。Season1から始まった番組も、回数を重ねて現在はSeason6となる。(残念ながら、昨日7月1日が最終回)自分はこのドラマをいつも楽しみにしている。

孤独の「グルメ」と銘打たれているが、番組にはしゃれたレストランや、料理に関するうんちくは一切登場しない。ストーリーは、主人公の中年男が「ひたすら食べるだけ」(これがすごくうまそう)というもの。主人公(井之頭五郎)は輸入雑貨商を営んでおり、仕事でさまざまな場所に出かける。そこで出会った名もないレストラン(というより主に食堂)にふらっと入り、一期一会の食事を楽しむ。

放送が始まったのは5年前。この番組の名前は聞いていたが、欠かさずみるようになったのは今年になってからだ。これまでグルメ番組にはさほど興味がなく、これも普通の「タレントが店を紹介する」類の番組だろうと思っていた。そんな時DVDをレンタルして初めてこの番組を観た時、自分の想像とはまったく違っていた事が判明した。もちろん料理は大きく扱われるが、物語の核心は主人公の心理描写だ。そして、その主人公「井之頭五郎」のキャラクターが実にいい。穏やかで、決しておごることなく、いつも礼儀正しく、そして淡々としている。かといって堅物ではない。

その「孤独のグルメ」Season2 第5話に登場する、横浜六角橋にある「キッチン友」という店にやってきた。ドラマで取り上げられた店を訪れるなんて初めて。なんだか少し恥ずかしい。(おのぼりさんのよう)
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でもひるんでいる場合じゃない。凄い勢いで他の客も吸い込まれていく(笑)
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となりのラーメン店もよさげ。でも今日は「キッチン友」に決めているのだ。
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カウンター席に着き、「スペシャル友風焼き」(豚肉と玉ねぎのニンニク焼き)を頼む。自分は普段からタマネギが好きで、「これしかない」と事前にメニューを決めていた。そしてここは六角橋商店街、店内の内装や全てに年季が入っている。でも感服したのは、その全部がきれいに整頓され、とても清潔そうだったこと。これはTVドラマ通りの信頼できる店だと確信した。
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目の前でご主人が料理を作る。その動きは実にテキパキしており、一皿毎誠実に料理を作っているのがわかる。

そしてど~ん!ついに「スペシャル友風焼き」(豚肉と玉ねぎのニンニク焼き)が目の前に運ばれてきた。テンションは上がりっぱなし。
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で、ここからは「なりきり井之頭五郎」で食レポ。(笑)
おー、炒められて飴色になったタマネギがこんもり、そしていい匂い。俺が求めていたのはまさにこれなんだよなー。

いただきます。

まずはこんもりタマネギちゃん。モグモグ。。おぉ~いいぞー。肉の旨みがしっかりしみこんだ「タマネギ + 肉」連合がガンガン攻めてくる。モグモグ。。あれ、タマネギってこんなに奥深い味だったっけ?そしてほんのり甘いぞ。タマネギ本来の甘みってこうだったのか~

次は肉を攻めよう。フォークでタマネギの傘を掘り進むと。。いたぞ、肉!パクパク&モグモグ。う~ん、ガツンとくる。腹をすかせた俺の胃袋に向かって肉が怒涛の行進を始めた。う~ん、これはいい!ご飯もすすむ。

お、タマネギの下にはピーマンも。さらに掘り進むと、え?何やら次から次へと。スパゲティー、にんじん、フライドポテトも。う~ん、こう来たかー。さしずめタマネギは子だくさんの肝っ玉カーサンだ。タマネギの傘(=エキス)に包まれ、脇役たちがそれぞれがおいしいハーモニーを奏でている。このうまさ、ただものではない。料理人のかけた手間、愛情、そして誠実さが味に滲み出ているからなのだ。ただただ脱帽、そして感謝。
あ、どんどん調子に乗ってしまう。なので「なりきり」はここでストップ(笑)。うーん満足、ごちそう様でした。

店を出る。さてと、もうひとふんばり。実はここは写真ブログなのだ(笑)。せっかくの六角橋商店街なので、イメージカットをバシャバシャ。(25mm F2)
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六角橋商店街はよか所。また訪れたい。
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おまけ【孤独のグルメOPナレーション】
時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。誰にも邪魔されず、気をつかわずものを食べるという孤高の行為。この行為こそが、現代人に平等に与えられた、最高の癒しと言えるのである

- 完 -


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