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ここ数年、「満点の空に輝く天の川を撮影したい」と思ってきたが、いまだに「これぞ天の川!」と呼べる写真を撮影していない。。 ^^;


昨年は、秋に一度だけの撮影だった。う~む、これではだめだぞ!これから「夏の天の川」がよりクッキリ見える季節がやってくる。その前にこれまでの「天の川撮影」の反省点を整理した。

天の川の撮影にはいくつかの条件が必要だ。
  1. 天気 - 当然ながら雲がなく、空気の澄んだ快晴時がチャンス。
  2. 月齢 - できるだけ「新月」に近く、撮影時に月あかりがないこと。月あかりに邪魔されると天の川が隠れてしまうので。月の出ている時間を考慮すると、一ヶ月の間に1週間ほどのチャンスか?
  3. 場所 - 街の灯りが届かない、できるだけ暗いところが適している。そしてカメラを向けることができる「方向と時刻」に、肝心の天の川を捉えることができなければ不可。

「1」と「2」は撮影のタイミングに関するもの。ある程度の情報があれば、「明日は絶好のタイミングだ」と判断できる。(ただし雲の量と分布は当日のチェックが必要。)

今年は「3」の撮影「場所」を再考してみようと。天気や雲の様子がバッチリだとわかっても、それが平日の場合、職場から帰宅し、その後遠く離れた場所へ出かけることになる。やはりそれはなかなか困難なことだ。去年の撮影回数が1回だけだったのはそのせいもあった。

というわけで、自宅(川崎市)から比較的近く、突然の条件にも対応できるような撮影場所を、まずは確保すべきだと考えた。

幸い東京湾アクアラインを使えば、自宅のある川崎市から千葉房総半島までわりと気軽に行ける。そこで、天の川撮影スポットとしてもポピュラーな、九十九里浜の一ノ宮~東浪見あたりに狙いをつけた。ここなら自宅から100kmくらい。というわけで休日の昼間、ロケハンをかねて撮影地に行ってみた。

この日は渋滞に遭わず、一時間半ほど運転したら現地に着いた。この海岸は2020年の東京オリンピックでサーフィン競技会場に指定されているらしい。うん、ここは良い駐車に関しても問題ないし、方角的にもよさそうだった。よし、今度はここで天の川を撮影してみよう。

この海岸には有名な鳥居がある。
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海水はまだ冷たい。
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数十年前に、このあたりへはよく来ていた。当時と比べてもあたりの風景はあまり変わらない。ところが新しい道ができ、道路地図は一変していた。それでも少し内陸にはいると、かつて見た「草木の緑まばゆい風景」がそのままに。
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田植え前、のどかな田んぼがブア~と広がり、いい感じ。
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さて、今年は「天の川」をばっちり撮影できるだろうか?



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