各写真をクリックすると拡大します。

先月末、九品仏(くほんぶつ)駅周辺をブラブラした。目指したのは九品仏浄真寺。少し前にTVの散歩番組でここがとりあげられ、実際に行ってみたくなった。九品仏駅は自由が丘駅の隣にあり、改札を出て100m程歩くと「九品仏浄真寺」へ到着する。この駅で降りたのは初めて。その意味でも楽しみであった。
1
2
浄真寺の敷地は広大で(3万6千坪)、そこは都会の喧騒とは無縁のひっそりとしたお寺だった。こんなところが東京にあるとは。。柔らかな日差しが(午前中、うす雲リ)敷地全体を包んでいる。

瓦塀に注ぐやわらかい光が陰影を作り、それがなんとも美しかった。
3
手水舎(ちょうずや or てみずやと読むらしい)
4
敷地内にはあちこちにお地蔵さまが。
5
九品仏浄真寺には、九体の阿弥陀如来像が、三つの阿弥陀堂の中に安置されている。それが九品仏の由来。↓は阿弥陀堂のひとつ。
6
浄土教は「人間は死後極楽に行く前に、信仰のあついものから極悪人!までの9段階に分けられることになる」と説いている。(=ランク付けのようなもの) またそれに応じて、これから行くことになる極楽浄土の姿も違うものになると。え~!死んでからもランク付けされるなんて。。これはキビシ~!(笑)

そして、その9ランクの「極楽往生の仕方」を、それぞれ9体の阿弥陀如来像があらわしており  (上品上生、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生)、最低ランクは「下品下生=下の下」ということになる。さあ、あなたはどれでしょう?(笑)

↓これが上品上生、すなわち「上の上」の阿弥陀如来像。
7
↓これはどのランクか忘れた^^; あ、こういう不謹慎な態度をとれば、即「下の下」ランク送りか(笑)
8
実はこの日最も印象に残ったのは、敷地のあちこちで見かけたお地蔵さまだった。後に調べたところ、「来世で浄土を約束するのが阿弥陀如来」であるのに対し、「現世でもだえ苦しんでいる非力な我々を助けてくれる仏が地蔵菩薩」、つまりお地蔵さまということなのだ。ますます「お地蔵さまっていい!」と思ってしまう。

境内を散策中、光の届かないうっそうとした木々の隙間からチラッとお地蔵さまが見えた。近寄ると、そこだけに光が当たり、(スポットライトのようだった)にこにこと微笑んでいるお姿が。。
9
その光景はあまりにも感動的で、その神々しさにしばらく見とれていた。こんな瞬間に出会えたのもこのお地蔵さまのおぼしめし。なんだかとても癒されて幸せな気持ちになった。そして「なんかいいことがあるかも」と思えたのだった。

境内を後にする。お地蔵さまの「お見送り」がうれしい。春には花が咲き、緑が生い茂り、秋には東京都の指定する天然記念物=大イチョウも楽しめるという九品仏浄真寺。いつの日かまた訪ねよう。
10
九品仏駅で。
11
P.S. 望遠レンズでのスナップ撮影はちょっと重いけど楽しい



ランキングに参加しています。一日一回応援をお願いします。