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2月23日(木)~26日(日)、パシフィコ横浜で開催された「CP+2017」に行ってきた。
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カメラ好きにとって、このイベントは年に一度開かれるお祭りのようなもの。自分もこれで四年続けて行ったことになる。ことしは2月24日(金)に仕事を休んで行ったのだった。平日なので会場はもう少し空いているかと思われたが、人の混雑は昨年(土曜日)とさほど変わらない。

2015年はオリンパスユーザーだったので、オリンパスブースを中心に廻った。今年はブース内には入らなかったが、OM-D E-M1 Mark IIや評判の新レンズも続々発売され、今は絶好調という印象だ。会場では首からオリンパスのカメラを提げている人が去年より多く目についた。

2016年はニコンD750を愛用しており、当然ニコンブースが気になった。ところが今年のニコンは全く元気がない。創立100周年のメモリアルイヤーだというのに。。目新しい新製品の発表がないばかりか、「製品の発売中止」や「会社の財務状況が悪化」とかのバッドニュースばかり。昨年はD500やフラッグシップモデルD5を発表し、乗りに乗っていたのにどうしたニコン?頑張れニコン、そしていつかは新しいマウントでフルサイズミラーレス機を開発してほしいぞ!ニコンは「やればできる子」だと信じている。(一時期仕事上のお客さんだったので、その意味でも愛着がある)

今年はと言えば、自分がα7R IIユーザーだからひいき目に見る訳ではないが、それでもソニーの勢いを感じる。製品面でもそうだし、このイベントでも最大ブースを展開している。キヤノンやニコンの背中を追いかけるチャレンジャーであるからか、今年は攻めの姿勢を感じる。

CP+2017は大規模なイベントで全部を一日で回ることは不可能だ。今年は見るところや目的をあらかじめ絞ろうと。今年の「my目的」にそって会場内を回った。

1. ソニーブース
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徹底的に「α」で攻める印象。

ボディーもレンズも続々と新製品の開発が進んでいるようだ。自分としては、軽い&高性能のF4 24-105mmレンズが欲しい。キヤノンにもあるようなレンズ、しかも低価格で。ソニーのフルサイズEマウントレンズは他社に比べて概して高い。今は調子がよさそうだがまだまだチャレンジャー、天狗になってはいけない。価格面でもそうならないように願う!

スポーツ撮影体験コーナー。バスケットボール選手がプレーする様子を撮影できる。
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夜景鉄道ジオラマ撮影体験コーナー。高感度番長のα7S IIをアピール。でも自分はα7R IIで撮影。
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2. シグマブース

突如CP+2017前日に4本のレンズを発表。実はシグマには期待しており、「ソニーEマウントレンズを開発する!」との社長談話もあって、特に「SIGMA 24-70mm F2.8 DG OS HSM」にはメチャクチャ期待した。今はシグマ、キヤノン、ニコン用だけの発表だが、その内にソニー用、しかも遂にEマウント用が発売されるのではと願っており、そのあたりを「シグマの中の人」にたずねた。ところがどうもそれは発売されない模様。しかも重量(発表記事には記載されていない)を聞いたところ、1kgオーバーらしい。重いんだよな~。。(↓落胆したのか写真はぶれてしまった(笑))
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3. コシナブース

これまた、CP+2017当日になってソニーEマウント用レンズを3本発表してびっくり。なかでもフォクトレンダー「NOKTON 40mm F1.2 Aspherical E-mount」が気になる。価格はどれぐらい?
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4. オネーサン

α7R IIの「瞳AF」を試したかったのでオネーサンをバシャバシャ。。いや、ホ、ホントですってば~(笑) この機能は、左右の「カメラに近いほうの瞳」をカメラが認識し、AFでそこにピントを合わせるというもの。普段ポートレートを撮る機会がない(笑)のでこの会場で試そうと。
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5. ソニーセミナー 中井精也氏
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やはり人気写真家のセミナーは混雑する。去年はニコンブースでのセミナーをみるつもりだったが、混雑で会場に近づけなかった。今年は早めに陣取る。(といっても立ち見席だったけど)

開始前のスクリーンをバシャバシャ。この戦闘機の写真かっこよすぎ!いつかこんなのを撮ってみたい!
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いよいよ中井精也氏登場。
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雑誌やTVなどで彼の写真・記事は頻繁に目にしていたし共感することも多かったが、生で接するのは初めて。今回、彼が多くの人から人気を集める理由が、あらためてよくわかった。カメラ技術、撮影に臨む姿勢は勿論だが、まず何といっても人柄が素晴らしい。彼のそうした人間性によって被写体は切り取られ、結果独特の作品になる。また話が楽しく、人懐っこい笑顔も相まって被写体の笑顔をも引き出してしまう。やはりカメラ道は奥が深い。中井氏のセミナーを聞きながら、自分もますます精進しようと思ったのだった

CP+2017(2) 横浜スナップ篇(第二会場BankART Studio NYK周辺)につづく。。




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