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先週土曜日、飛行機を撮影しようと米軍厚木基地へ行ってきた。民間旅客機ではなく軍用機、なかでも戦闘機を狙った。
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同行したのは古くからの友人。飛行機やメカ好き&プラモ好きで、自分とは共通の趣味がある。(そういえばF1も大好きで、彼と1987年の第1回鈴鹿GPへ出かけたのを思い出した) 彼は写真を趣味にしているわけじゃないけれど、しばしば旅客機を撮影していると聞き、そのうち成田空港へ行って撮影しようと話していた。

これまで、「至近距離で軍用機や戦闘機を見る機会は日本全国にある自衛隊基地の航空祭だけ」と思い込んでいた。ところが米軍厚木基地、つまり自宅のある神奈川県で戦闘機を気軽に見ることができると知ってびっくり。知らなかった~、さっそくその友人に連絡したのは言うまでもない。

調べたところ、戦闘機を見られるのは横須賀に空母が入港している時期だけだという。現在は空母「ロナルド・レーガン」が入港しているのでこれはばっちり。最大の問題は土曜日に飛行するかどうか。基本的に軍用機の飛行スケジュールは軍事機密なので公開されていない。それでもネットで調べると平日には頻繁に飛ぶことがわかった。しかし、土曜日に関しては「飛ばない」と「運がよければ時々飛ぶ」という相反する情報が。う~む、とりあえず初めての経験だし、とにかく厚木基地に行ってみるしかない。

正午前に、「南北に伸びるメイン滑走路」を見渡せる綾瀬スポーツ公園に到着。ここで戦闘機を狙うのだ。まずは撮影ポイントを探そうと車を降りてロケハンした。そのとき突然、「あっ~~、戦闘機(F-18)が4機編隊で~~!」。。

残念ながらカメラを車の中に置いてきたので、ただただボーゼンとその光景を眺めるしかなかった。貴重なシャッターチャンスを逃してしまったのでショック。でもこんな至近距離でF-18に遭遇し、その圧倒的な存在感に感動&興奮してアドレナリンが出っぱなし。おー、こ、これだよとテンションはMAXに。

今日(土曜日)もF-18が飛んでいることはわかったけれど、次はあるのか?あるとしたらいつ?
結局その後は午後4時頃までねばり、さらに2回の戦闘機着陸シーンに遭遇することができた。

基本的にはシャッターチャンスをひたすら待つしかなかったが、時折飛来する自衛隊の(ここには自衛隊の基地もある)輸送機を撮影した。しかし、特に手を伸ばせば届くような頭上の機体を追い続けるのはきつい。フレームから外れたり、ピントが合わなかったり。結局合計650カット!撮ったカットの内、何とか成功したカットをセレクトした。(写真は、AF-C、ほとんどが300mm、F8、SS1/1000~1600秒、レタッチ有り※トリミングやシャドー部の露出などを調整)

↓の自衛隊輸送機を例にとると、着陸態勢に入ったその機体は、南方面から滑走路を目指して降下してくる。
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そして頭上を通り過ぎていく。特にここでちょちょぎれたりピンボケ写真を連発。
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真上を狙ったカットは全滅(笑)。そして着陸へ。
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北に向かってのびる滑走路に着陸。
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こんな着陸の流れで機体を撮影しようと、ひたすら戦闘機を待つ。

その内にF-18戦闘機の4機編隊が突然キタ~。焦点距離を300mmにセット。AF-C、F8、SSを1/1000以上にしてロックオン!
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どんどん近づいてくる。戦闘機の下面は思ったよりずっと汚れていた。
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真上は追えなかったので(笑)いきなり機体のリアビュー。でもこれもかっこいい!
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タッチダウン!
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午後4時頃になり、撮影ポイントの公園が晴れてきた。サッカーグラウンドがいくつもあり、そこでは小学生の試合が行われていた。
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戦闘機の撮影には300mm以上のレンズが必要らしいが、この撮影ポイントから機体全体をとらえるにはもっと短い焦点距離が良さそうだ(被写体との距離が近すぎるため)。また、この日のような曇り空ではなく青空に浮かぶ機影や、機体の側面を捉えた写真、アフターバーナーが見える離陸の様子、色つきの機体(垂直尾翼などの塗装がカラフルなCAG機=隊長機。実は午前中の編隊では見た)、などを撮影したい。今年中には戦闘機がすべて山口県岩国に移転するという。その前に、平日の休みを取って再度撮影したい。

P.S.こうした基地には様々な問題がある。その存在は現在の世界情勢、日米安保、住民の安全や騒音問題などの政治問題と直結しており、自分も思うところがある。ただし、そのような問題に対する個人の思いは「右か左か」といった単純なものではない。ややこしいが、それが民主主義のいいところだ。数日前にNHKで放送された横須賀港でのドキュメンタリー「横須賀軍艦の見える公園で」という番組を観ながら、なおさらそう思ったのであった。



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