各写真をクリックすると拡大します。

ニコンD750用の標準ズームとして「シグマ24-105mm F4 DG OS HSM Art」を愛用してきた。シグマらしいシャープな描写、そして望遠端が一般的な70mmではなく105mmという、自分が頻繁に利用する焦点域(100mm前後)までカバーしているのがうれしい。開放F4と明るいレンズではないが、スナップ撮影にはF4始まりでいい。

この愛着あるシグマのレンズが、ニコン用からソニー用へと生まれ変わった

残念ながら、これまではソニーα7R II用として、標準域をカバーするズームレンズを所有していない。単焦点レンズもいいけれど、気軽に撮影したい時に複数のレンズを持ち歩くのはやはり億劫。その意味からは本来「カールツァイスSONY Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS」を入手したいところだ。

ところがそのレンズ、重量やスペックは自分にとって完璧だけど、肝心の描写に関する評判がイマイチよろしくない。「ツァイスブランド」なのに評価が微妙なのだ。他人の評価を無視してでも入手すべきかずっと迷っている。(この種の評判は玉石混交だと思うので) その一方で、描写がさらに良いだろうGMレンズ(FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM)は重すぎ&値段高すぎだし。う~ん、悩みどころ。それでも標準ズームレンズは欲しい。。

そんな時、シグマの「レンズマウント交換サービス」なるものをはじめて知った。
写真表現のキーデバイスであり、撮影者にとっては大切な資産であるレンズ。撮り手本位のレンズシステムを、いつまでも変わることなく愛用いただきたい。

これ、画期的なサービスだと思いませんか?ニコン用に購入したレンズが、ソニー用(Canon用、SIGMA用、Pentax用にも)に変身する。筐体を生かしつつ、マウント基部や内部の部品を交換して対応するサービスらしい。ユーザーにとっては、お気に入りのレンズが異なるマウントで復活することになる。(有料、今回は15,428円だった) これで標準ズーム「シグマ24-105mmF4」がソニーα7R IIで使えるようになる。

シグマにとっては、ユーザーに新しくレンズを購入してもらったほうが利益につながるはず。それなのにこの様な(ある種地味な)サービスを展開するなんて、えらいぞシグマ!ユーザー本位の姿勢、メーカーの理念や良心が伝わってくる。ますますシグマのファンになってしまった。

シグマ本社に持ち込み(幸い近距離)、会津工場で「ソニー用」に生まれかわったレンズが、その2週間後に送られてきた。

先日、大田区にある洗足池でこのレンズの試し撮りをした。※以下の写真は全て ソニーα7R II+ シグマ24-105mmF4 ( LA-EA3装着)
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ここだけに梅の花が咲いていた。
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ユリカモメがまったりと。
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敷地内には神社がある。こうしたところには必ずネコちゃんの姿が。
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広角側・望遠側、近・遠距離といろいろ撮影したが、気にしていた前/後ピンは確認されずほっと一安心。ニコンD750で撮影した写真と同じ、「らしい描写」にうれしくなった。

ただ欠点も露呈した。実はこのレンズ少々重い。生まれ変わるのはソニーAマウントレンズなので、Eマウントのα7R IIで使うには、マウントアダプター(LA-EA3、重量105g)が必要。そうなるとレンズ総重量は1kg近くになり、気軽に撮影するにはちょっと厳しい。また、LA-EA3経由だとAF合焦は時に遅く、特にAF-Cではきつそう。。

SONYがEマウントで24-105mmを発売する噂もあり、シグマもフルサイズEマウントに参入するらしく、標準ズームに関してはしばらく様子を見るのが吉かも。うん、当面は(チト重いけど)この「シグマ24-105mm F4」でがんばろうと思う

長文を最後まで読んでいただきありがとうございます!

次回「洗足池(2) - 望遠レンズで撮影の巻」 に続く。。


 
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