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今年は一度も星を撮っていない。

濃い色の天の川に遭遇できるのは5月~9月あたりといわれている。でも今年は天気が悪く、雲に覆われて星が見えない日々が続いていた。またこの時期に仕事が少しバタバタしており、星撮のタイミングを逃していた。

11月3日文化の日。この日は快晴で雲がなく、月あかりの影響もないので星を撮影するには絶好のチャンスだった。自分が撮りたいのは天の川と風景を絡めた星景写真。この時期、くっきりとした天の川は望めないかもしれないが、自分にとっては今年初めての星撮りチャンス、とにかくやってみよう。

そしてどうせなら富士山と天の川のコラボを撮りたい!

かつて数度訪れたことのある精進湖に狙いを定め、当日の午後に自宅を後にした。なるほど上空には雲一つなく絶好の「星日和」だ。そして数日前に初冠雪をむかえた富士山がいっそう神々しい。精進湖に近づくにつれてどんどんテンションがあがっていく
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この日はソニーα7 IIとニコンD750の2台体制。日が落ちる前までα7 II、その後の星撮りはD750でいこうと。(暗闇でもD750のボタン位置や操作は手が覚えているのでバッチリ)

トップバッターはα7 II。この日初めて「70-300mm」レンズ(SEL70300G)を使った。中心だけではなく、周辺も流れのないピシッとした描写に満足。手ぶれ補正がよく効いているようで、こんなカットも手持ちでOKだった。
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大げさな名前の(笑) 全画素超解像ズーム(1.5倍)を使い、焦点距離は換算450mm。いまいち詳細はわからないけど「全画素超解像ズーム」、これはやっぱり使えそう。
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休日にもかかわらず精進湖には人もまばら。いつ来てもシーンとしており、世間から隔絶された別の世界にいるような気分になる。
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精進湖は周囲を森林に囲まれており、日没前に暗くなる。富士山にだけ日が射しているところ。
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ここからは星撮りに備えD750 + 20mm単焦点にバトンタッチ。

↓はジャスト日没時刻の一枚。時間経過とともに露出や色がくるくる変わる。
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そして↓は日没20分後、いわゆるマジックアワーの時間帯。被写体の全てが溶けていくように見えるこの時間帯が好きだ。そしてあまりにも神々しい姿の富士山を前に言葉も出ない。しばらく見とれていたのであった。至福の時間。。
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さあこれからが本番、天の川を撮るのだ。すべての設定を確認し、空が漆黒の闇に包まれるのを待つ。

一枚目。設定は「F2.8、20秒露光、ISO1600」から始めたが、思ったより明るいようで、結局F2.8、SS13秒、ISO800に落ち着いた。
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実は、このあたりのアングルを中心に富士山と天の川のコラボを撮影しようと考えていた。ところが事前の予想に反し、天の川の位置は↑の写真の「もっと右」だった(^^; レンズの向きをいろいろ変えたり、スマホアプリ「Star Walk」を見ながら、時間の経過とともに変化する天の川の位置を確認したが、結局富士山との「夢のコラボ」はかなわなかった。。(涙)

狙っていた「天に昇る天の川」は、富士山を背にすれば何とか見える。肉眼でもうっすらとモヤモヤした雲状のものが確認できた。たぶんこれが天の川だろう。でもそっち側(=山&道路側)は光が強く、星は撮れないと思われた。

やれやれ。「体も冷えて鼻水ズルズル。そしてもし「そっち側」を撮影するなら、暗闇の中で三脚を移動し、「山側アングル」にしなくてはならない。その後セッティングしてピントを合わせて。。もう無理。今日はこれで帰ろう。。」 との思いがよぎった。

すると富士山の神様からお告げが。(←ウソ(^^;) 「いやいや、そんなことでは写真道を追及してるなんて言えないぞ(笑)  今年一度きりの星空撮影。ここはもうちょっと粘るべきじゃないのか?天の川が写ったらモウケモン、ダメモトで「山側」を撮ってみ?」と自分に問いかけ、富士山を背に再度セッティングを始めたのであった。

鼻水ズルズルで (笑) 撮った数枚がこれ。
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肉眼でははっきり確認できなかった天の川だが、天に昇る姿をなんとか写真におさめることができた。南斗六星も確認できる。(F1.8~2.2、SS15秒、ISO640)

来年こそは「天の川と富士山のコラボ」を撮ってやろう。「やっぱし星の撮影はメチャクチャ楽しいし!」と、帰宅して暖房の利いた部屋で誓ったのであった。
 

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