「富士山と天の川」を撮りに山中湖にやってきた。日が沈み、いよいよ星空撮影タイムスタート。

ここぞという時のレンズ「ニコン AF-S NIKKOR 20mm f/1.8」に交換。ところが空が急に雲に覆われ始めた。さらには湿度がガンガン高くなり、ついにはカメラのボディーさえも湿ってきた。駐車している車の窓ガラスも盛大に結露している。ということはレンズのガラス面も曇るはずだ。ふっふっふっ、実はこんなこともあろうかとレンズヒーターを装着済みなのだよ

※星空撮影ではレンズの結露対策が夏でも必須ですぞ。自分は市販品のレンズヒーターを使っていますが、これをガムテープでレンズに固定し代用するのもいいらしいです。

もろもろ準備完了。あとは雲の切れ間のタイミングでシャッターを押すだけだ。先月の野辺山高原で「山の天気はコロコロ変わるものだ」と学んだので、雲り空であろうがあわてず騒がずマッタリと。そういえば釣り人の心境ってこんな感じなのかな。

そしてあたりは真っ暗だけど、それでも街路灯の光、行きかう車のヘッドライト、湖対岸の灯りなどに照らされて「完全な闇」ではない。そんなわけで濃い色の天の川は期待できないが、とにかく富士山とのコラボを撮るのだ。

午後7時頃の一枚。肉眼ではちゃんと確認できなかったけれど雲がドラマチック。下からの赤色・青色の光は対岸の街の灯りが雲に反射しているもの。
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その後また雲に覆われる。
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午後9時頃、この日最後の雲の切れ間でバシャ。
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この時間は富士山頂あたりに天の川が垂直に起立するはずで、実はその様子を狙っていた。上の写真を見ると、大きな雲は途切れているが空全体が湿気に覆われて透明度が低いのがわかる。それでも(これも肉眼ではわからなかったが)南斗六星を確認でき、富士山の左側、上下にうっすらと天の川が昇っているのがわかる。

またこのカットは湖面をいれて撮影したが、実のところ条件が全て整い「湖面に反射する天の川」も撮影できればと構図をタテに切り替える準備をしていた。残念、それはかなわなかった。たぶんそれを拝めるのは空気が澄んだ時に、もっと光害の少ない精進湖あたりでなら可能なのかも。いつかその一枚をおさめたいぞ。

しかし星空の撮影は楽しい。今回は被写体としての富士山にも興味がわいてきた。富士山と紅葉・桜・ダイヤモンド富士・逆さ富士、、いろいろありそうだ。深夜そんなことを思いつつゴキゲン気分で帰宅。すると駐車場から見事な月が出ているのが見えた。さっそく望遠レンズ(タムロン28-300mm)を装着しパシャ。
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月は明るいので手持ちで撮ることができますね。満月よりもこのくらいの月齢の方が陰影がわかりフォトジェニックです。 (完)

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