星空の撮影はマニュアルモードでおこなう必要があり、露出に関して「絞り」、「シャッタースピード」、「ISO値」を撮影者自らが決めなくてはならない。
 
普段は主にAモード(絞り優先モード)を使うので、F値以外はカメラ任せ。せいぜい露出補正や、シャッタースピードをコントロールするためにISOをいじるだけで、露出を決定してきた。また、星空撮影ではAFを使えないことがほとんどなのでMFの使用が求められるが、それも撮影者のスキルが試されるところ。
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 このように星の撮影では、かつて自分が経験したことのないスキルが要求される。それは昔からカメラに慣れ親しんだ人にとっては当たり前の事でも、新参者にとってはけっこうなハードル。よーし、上等だぜ!これを機に正確なスキルを身につけるのだ
 
そもそも雑誌やwebなどでよく見かける「一段」って、なんとなくイメージできるけど、そういえば正確に知らないぞ。絞りを「一段分開ける」 シャッタースピードやISO感度を「一段分上げる」って正確にはどんな意味?まずはそれからだ。
 
レンズからセンサーにとどく光の量を2倍or 1/2にすることを「一段分開ける・上げる/絞る・下げる」と言う。
 
実際、星の撮影中に試し撮りをして、「もっと暗く(明るく)」したいと思うことが頻繁に起こる、というかセッティング完了後はそれが全てかも。その際自ら値を判断する必要がある。「F値、SS、ISO値を思い通りにコントロールできるようにならないと、星景写真は撮れないぞ」と自らに言い聞かせたのであった。
 
例えば
  • F2.8
  • SS20秒
  • ISO1600  
で試し撮り後、その写真を液晶モニターで確認し、それを、
 
Q1.一段分明るくするには(=2倍明るくするには)
  1. F値を一段分下げる               F2.0
  2. SSを一段分上げる               SS40秒
  3. ISOを一段分上げる              ISO3200 
 
Q2.一段分暗くするには(=1/2暗くするには)
  1. F値を一段分上げる               F4.0
  2. SSを一段分下げる               SS10秒
  3. ISOを一段分下げる              ISO800 
 ということなる。露出を決定する際には1~3どれかを実行してもそれは同じ露出(=明るさ)になるということ。
 
で、自分にとって、いまいちよくわからず悩ましいのがISO感度。それは「光に対する敏感さ」、「光量の水増し度合い」などと言われている。つまり肉眼では見えないような弱い光(小さな星)もセンサーがキャッチできるということ。ということは、星景写真を同じ露出(明るさ)で撮影した場合、ISO1600で写った星がISO800では写らない可能性があるということか?

う~む、「星をたくさん写したい」との前提で露出を決定する際、ISO値をあまり落とさずF値とSSだけで調整すべきなのだろうか?この辺いまいち自信がない。更なるテストをしてみるつもり。
 
しかし、解説記事でよく見かける「段」はすごく難解!
 
現在より1段明るく(=2倍明るく)、2段明るく(2×2=4倍明るく)、3段明るく(2×2×2=8倍明るく)からしてややこしい。
 
ISOとSSの「2倍明るく」は単純に値を2倍すれば良いのでわかりやすい。SS20秒はSS10秒の2倍の明るさ、ISO1600はISO800の2倍の明るさ。

ちなみにOM-D E-M5 Mark IIの「シャッタースピード5段分の手振れ補正」は、2倍刻みで1秒→1/2秒→1/4秒→1/8秒→1/16秒→1/32秒となり、SS1秒が1/32秒になると言う効果。
 
問題は絞り! 絞り(F値)の場合、一段暗くなるにつれて F=1.0、1.4、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0、11、16、22、・・・と値は変化するのだ。や、ややこし過ぎ~~(笑)
 
この記事を書くことで、自分にとっていい備忘録になりました。


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